宮城のニュース

<インバウンド>はしご酒に芋煮会 トウホクの一味違う魅力教えます 仙台の会社が体験ツアー

横町を歩き、レトロな雰囲気を楽しむ参加者ら

 観光プロモーションを手掛ける「インアウトバウンド仙台・松島」(仙台市)が、訪日外国人旅行者(インバウンド)向けに、横町でのはしご酒や芋煮会などの体験ツアーを始めた。外国人が出向きにくい場所や季節行事などを組み込み、誘客を図る。
 「トウホク ローカル シークレット ツアー」と銘打ち、仙台市内の横町を散策して店を回ったり、秋野菜を収穫し、古民家で芋煮会を楽しんだりする行程を用意。酒蔵を巡って利き酒を体験するコースも準備し、通常の観光ツアーと差別化を図った。
 9月半ばには仙台市青葉区の壱弐参(いろは)横丁で「バーホッピング(はしご酒)ツアー」を試行。市内に住む外国人ら5人が居酒屋やバーなどで飲食し、赤ちょうちんが並ぶ横町のレトロな雰囲気を堪能した。
 ポーランド出身の東北大大学院2年オルガ・ジェーリンスカさん(25)は「仙台の横町は東京よりも日本らしさが感じられて良かった。地元の人たちとの交流も楽しかった」と満足した表情で話した。
 同社は、外国人に地元ならではの暮らしや習慣を感じてもらい、飲食などで消費を促す「着地型旅行商品」として企画。今後、海外の旅行サイトや会員制交流サイト(SNS)などでツアーの周知を図る。
 同社の後藤光正執行役員は「地域独特の雰囲気は魅力的なコンテンツだ。地元の人たちが海外からの観光客と触れ合うことで、インバウンドが身近になる効果も期待できる」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2018年10月13日土曜日


先頭に戻る