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警察SDカード改ざん可能 東北6県警も使用 宮城は他社製に変更へ

 都道府県警の多くが犯罪捜査の写真記録用に改ざんの余地があるSDカードを使用している問題で、東北6県警も同じカードを使っていることが12日、各県警への取材で分かった。宮城県警は別のカードへの変更を予定しているが、他の5県警は「運用上は問題がない」などとして使用を続ける方針だ。

 問題のSDカードは東芝メモリ社製の「ライトワンスメモリカード」。秋田県警は2013年度まで改ざん防止機能付きのサンディスク社製(16年6月に製造終了)を使用したが、14年度から東芝メモリ社製に切り替えた。導入後は毎年4750〜9861枚を購入しているが、メーカーの変更は「入札の結果にすぎず、意図的なものではない」と説明する。
 福島県警もサンディスク社製を使っていたが、製造終了に伴い、16〜18年度に東芝メモリ社製を毎年約5000枚購入。鑑識課は「警察庁が定めた仕様書に適合しており、現時点でメーカーを切り替える考えはない」としている。
 青森、岩手、山形の各県警も現時点でメーカー変更の意向はなく、警察庁の判断や他の都道府県警の動きを見極めるという。
 以前はサンディスク社製を使用していた宮城県警鑑識課は、同社製の後継商品として17年3月から販売されているPGS社製に切り替える方針。同課は「サンディスク社製が使いやすかったとの現場の声があり、(東芝メモリ社製の)在庫がなくなり次第、変更を予定している。管理に十分な注意を払っており、問題はない」と説明する。


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2018年10月13日土曜日


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