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閉校後も地域の結束は変わらずに 栗原・高清水中で合同防災訓練

簡易的に作った担架で負傷者を運ぶ生徒と住民

 本年度で閉校する宮城県栗原市高清水中(生徒77人)で13日、子どもたちと地域住民による合同防災訓練があった。地域の結束を再確認し、防災意識を高めようと、初めて企画した。
 全生徒と住民ら計約250人が参加した。学区が水害地帯であることを踏まえ、訓練では大規模洪水の発生を想定。大人と子どもが連携しながら避難所を開設し、土のう作りやけが人の応急処置などに当たった。
 炊き出しで作った豚汁を参加者全員で味わった。生徒会長の3年加藤聖也さん(15)は「子どもの数が少ない分、大人との関係が緊密な地域だと改めて感じた。閉校は残念だけど、今後も良さを伸ばしていきたい」と話した。
 同校OBの行政区長針生礼一さん(72)は「学校がなくなるのは寂しいが、地域の絆は変わらない。こういった場を通じ、郷土愛が育ってほしい」と願った。
 同校は瀬峰中とともに本年度末で閉校され、来年4月に統合校の栗原南中が開校する。校舎は瀬峰中の建物を利用する。


2018年10月14日日曜日


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