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宮城県内の自動車窃盗急増 7割が鍵付けたまま「コンビニで買い物でも施錠徹底を」

 宮城県内で今年、自動車窃盗被害が急増している。1〜9月の被害台数は92台で、昨年1年間の台数の既に倍近くに上る。トラックなどの貨物車を狙った窃盗団の犯行の続発が件数を押し上げているという。盗難車の7割が鍵を付けたままの状態で被害に遭っており、県警は車を離れる際は鍵を確実に外すよう呼び掛ける。
 過去3年間の被害状況は表の通り。今年は貨物車が9月末までに49台(前年同期16台)と大幅に増えた。複数の広域窃盗団が、自動車解体業者への販売目的でトラックなどを盗む事件が相次いでいることが背景にある。
 県警によると、盗まれた車は解体業者に売却された後、分解されて部品として海外に輸出されたり、国内でインターネット取引されたりしているという。
 車に鍵が付いたまま被害に遭うケースが多いのも今年の特徴だ。1〜9月の自動車盗難認知件数87件のうち、7割以上に当たる63件は鍵付きで盗まれた。
 貨物車に限ると認知件数44件のうち、8割に当たる35件を鍵付きが占める。鍵を車から外していても、駐車していた倉庫内に保管されていた鍵で運転され、盗まれたとみられる事例も数件あった。
 5月に石巻市であった事件では、自宅作業場に駐車していたフォークリフトとトラクター各1台が盗まれたが、いずれも鍵が付いたままだったという。
 県警捜査3課の担当者は「コンビニエンスストアなどでの買い物で短時間、車を離れるような場合でも鍵は外し、ドアの施錠を徹底してほしい」と話す。


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2018年10月15日月曜日


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