宮城のニュース

<一ノ蔵>酒にうま味凝縮 新米の仕込み始まる 大崎

丁寧に櫂入れ作業を行う蔵人

 宮城県大崎市松山の酒造会社「一ノ蔵」本社蔵で9日、新米を使った酒の仕込みが始まった。新米による酒造りは県内で最も早いという。
 仕込みに使うコメは、同社が生育したわせ種「やまのしずく」約9トン。蒸し米にして直径2メートル、深さ4メートルの仕込みタンク3本に入れ、蔵人が長い棒でこうじや水と混ぜ合わせる「櫂(かい)入れ」の作業を行った。
 3〜4週間ほど発酵させ、11月14日に「本醸造 しぼりたて生原酒」として出荷する。一升瓶約1万2000本を製造する予定。
 杜氏(とうじ)の門脇豊彦さん(55)によると、今年のコメは猛暑の影響でやや堅めの出来になったため、ゆっくりコメが溶けてクリアな味わいの酒になるという。
 門脇さんは「しぼりたての製造は、今季の一ノ蔵の製品全体の基本となる大事な作業。しっかりとおいしい酒にしたい」と気持ちを込めた。


関連ページ: 宮城 社会

2018年10月15日月曜日


先頭に戻る