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多世代集まり音楽で一つに 手作り演奏会20回 仙台・住吉台

力強く演奏する「住吉だい鼓ジュニア」の子どもたち

 仙台市泉区住吉台地区の住民手作りのふれあいコンサートが13日、1996年の初開催から20回目を迎えた。出演者は小学生からお年寄りまで幅広く、発表会のような和やかな雰囲気。住民が音楽で一つになるだけでなく、子どもの成長を見守る場にもなっている。

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 第20回は住吉台中体育館で開かれ、計100人近くが練習の成果を披露した。和太鼓やシャンソン、リコーダーといった幅広いジャンルに加え、住吉台小校長ら教員有志のバンドなど顔触れも多彩。レベルは問わず、とにかく参加して楽しむのが目的だ。
 コンサートは町内会、小中学校のPTAなどでつくる「住吉台中学校区地域ぐるみ青少年健全育成協議会」が開く。節目を記念し、第1回を企画した元住吉台小教頭の中山純一さん(67)も出演。「参加者の交流が深まればいいなと始めた。小さい種をまいただけなのに、地域に根差したすてきなコンサートになった」と謝意を述べた。
 住吉台中吹奏楽部は隣の地区の館中と合同で、back numberの「ヒロイン」などを演奏した。住吉台中吹奏楽部長の2年間枝花乃さん(14)は「地域の方々に演奏を聴いてもらい、うれしい気持ちでいっぱい」と喜んだ。
 裏方で支える佐藤慶子さん(55)はPTAの元役員として関わり続ける。「きらきら星をピアノで弾いていた子どもが長い曲を弾けるようになったり、ステージで自らおじぎができるようになったり。成長を毎年実感できるのが喜び」と話した。


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2018年10月15日月曜日


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