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ベトナム人留学生の夢発信 地域と交流、相互理解へ 仙台でコンテスト・28日

コンテストへ向けて打ち合わせをするファムさん(左)とグエンさん=仙台市青葉区大町2丁目の仙台観光国際協会

 仙台市に住むベトナム人の若者が、留学生活や将来の夢について市民に広く発信しようと、日本語のスピーチと写真のコンテストを28日に開く。来日するベトナム人が増えているが、交流の機会は少ない中で、コンテストを多くの市民に聞いてもらい、言語や文化の違いを超えて相互理解を深める。

 大学や専門学校に通う留学生と、企業で働く技能実習生ら約1300人でつくる在仙台ベトナム学生青年協会が主催。日本とベトナムの外交関係が9月に樹立45周年を迎えたのを記念し、初めて企画した。
 コンテストでは10〜20代の協会会員の男女5人が、仙台での生活や将来の目標を日本語で発表する。会員が日本で撮影したベトナム人の姿や祭りの風景などの写真もパネル展示する。
 協会副会長の宮城大食産業学部4年ファム・ティー・ゴック・ジェップさん(24)=太白区=は「仲間が仙台の人に思いを伝えるいいチャンスにしたい」と語る。
 市内に暮らすベトナム人は、2017年12月末時点で前年比257人増の1667人。3909人の中国人、1973人の韓国人に次ぐ。協会によると、留学生は学業の傍らコンビニや飲食店、運送業などでアルバイトに励み、地域経済の担い手にもなっている。
 コンテストの運営を担当する東北大大学院工学研究科2年のグエン・ティー・タイン・フーンさん(27)=太白区=は「農業機械の分野で、両国の懸け橋になりたい。さまざまな経験を重ねているベトナムの若者のことを知ってもらいたい」と話している。
 コンテストは28日午後7〜9時、青葉区のせんだいメディアテークであり、入場は無料。定員200人。入賞したスピーチ全文と写真は30、31の両日、市地下鉄東西線国際センター駅2階で展示される。


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2018年10月15日月曜日


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