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<ベガルタ>ピッチサイド/心遣い

 なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディースの練習見学に行く方はピッチサイドに注目してほしい。選手たちの練習着やシューズなどがきちんと並んでいる。きれいに整理整頓された光景はすがすがしい。
 主務の鈴川千陽(ちはる)さん(21)によるこまやかな心遣い。練習着は選手の番号が見えるように畳み、個々の持ち物は手に取りやすいようにできるだけ同じ場所にまとめる。「選手たちに気持ちよくプレーしてほしい。ただの自己満足ですけど」と控えめに思いを語る。
 愛知県出身。サッカーをやっていた兄の影響でスポーツに携わる仕事を志し、新潟県の専門学校を経て昨年に加入。夢をかなえるため、縁のなかった東北の地に飛び込んだ。仕事は練習の準備や遠征先の宿泊予約など多忙だが、いつも笑顔を忘れない。「選手たちが無事に日々を終えることを第一に考えている」という献身的な姿勢でチームを支え続ける。
 一番の励みはチームの勝利と選手たちから送られる「ありがとう」の感謝の一言。「これからも現場に関わり、選手の一番近くにいて支え続けたい」。選手に優しく寄り添う姿は、チームに欠かせない戦力となっている。(原口靖志)


2018年10月15日月曜日


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