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<アングル秋田>誕生100年今も現役 明治の芝居小屋「康楽館」

【壮観】100年の歴史を感じさせる客席を舞台から見る。定員は1、2階合わせて607人。1階には左右に延びる2本の花道がある=2018年10月2日午後2時すぎ、秋田県小坂町

 秋田県小坂町にある国の重要文化財「康楽館」。1910(明治43)年に完成し、小坂鉱山が盛んだった往時をしのばせる造りが特徴だ。今も月ごとに役者が変わる「常打(じょううち)芝居」や歌舞伎など年間約400公演が行われている。
 鉱山経営の藤田組(現DOWAホールディングス)の厚生施設として誕生した。外観は洋風だが、館内は江戸期の芝居小屋を受け継ぐ和洋折衷スタイルが魅力。10月公演で主演を務める新月海斗(しんげつかいと)さん(42)は「ピンマイクなしで声が届く」と造りの良さに感心する。
 今年の常打芝居は11月末まで。冬季も施設見学ができ、人力で動かす回り舞台の体験や、時代劇衣装の着付けなどを楽しめる。(秋田総局・渡辺晋輔)


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2018年10月15日月曜日


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