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<東北・みやぎ復興マラソン>ドコモと仙台放送が5Gで生中継映像伝送 国内初、実証実験に成功

カメラの映像を5Gで中継車に伝送する実証実験

 NTTドコモ東北支社と仙台放送(仙台市)は、岩沼市などで13、14日にあった「東北・みやぎ復興マラソン」の生中継で、第5世代移動通信システム(5G)で伝送した映像を放送する実証実験に成功した。生中継の映像伝送に5Gが使われたのは全国で初めて。
 現在、生中継には第4世代(4G)での無線伝送が一部用いられるが、通常はカメラと中継車をケーブルでつなぐ必要がある。復興マラソンでは、高画質の4Kカメラで撮影したゴール地点などの映像を、通信装置を経由して5Gで中継車に送り、放送に使用した。
 中継車からも放送中の映像をカメラに伝送し、色補正などカメラの遠隔操作を行った。いずれも最高通信速度が4Gの約20倍の5Gの活用で可能になった。
 今後、通信装置やカメラを制御する機器が小型化され、カメラと一体化すれば中継車などが不要になる可能性がある。ドコモ東北支社の担当者は「カメラメーカーと協力して開発を進め、実用化を目指したい」と話した。
 5Gは自動運転や遠隔医療の実現に必要なインフラとされる。携帯大手3社は2019年の利用開始を目指し、設備投資やサービス開発を進めている。


2018年10月16日火曜日


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