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<汚染廃試験焼却>宮城県内4ヵ所目の大崎で開始 半年かけ検証、1日最大3トン処理

袋詰めされた汚染廃棄物を投入する作業員=15日午後5時すぎ、大崎市古川の中央クリーンセンター

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物を巡り、大崎圏域での試験焼却が15日始まった。宮城県内では仙南、黒川両圏域、石巻市に続き4カ所目。
 大崎市三本木に保管されている汚染牧草90トンを使用。大崎地域広域行政事務組合が運営する三つの焼却施設(同市古川、岩出山、涌谷町)でそれぞれ最大日量1トンを一般ごみと混焼する。
 初日は午後4時半ごろ、保管先から約20センチに細断して袋詰めされた汚染牧草が各焼却施設に運び込まれた。古川と涌谷町の施設では、組合管理者の伊藤康志大崎市長、副管理者の大橋信夫涌谷町長がそれぞれ見守る中、防護服と防じんマスクを着けた作業員が一般ごみがあるピットに汚染牧草を投入し、混焼が始まった。
 試験焼却は、5日間の焼却と3週間の検証を6回繰り返す。使用する汚染牧草の放射性セシウム濃度を段階的に引き上げ、安全性の確認を半年かけて行う。組合は排ガスのセシウム濃度が基準値を超えるなどした場合は、試験焼却を即時中断するとしている。


2018年10月16日火曜日


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