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<プロ育成学科拝見 仙台・専門学校>(5)CA 国際線で活躍目指す

航空機のビジネスクラスを模した教室で接客の実習に取り組む生徒

 客室乗務員(CA)やゲームクリエーター、整備士。かつて憧れた職業の数々がある。仙台圏には、そんな専門職の養成をうたった専門学校も数多い。どんな学科があり、どんな授業を行っているのか。訪問してみた。

◎東北外語観光専門学校 エアライン科

 航空機のビジネスクラスの座席が据えられている。頭上には荷物を入れる収納棚。壁には小さな窓が並んでいる。教室の中なのに飛行中と錯覚しそうだ。
 機内を模したスペースで、生徒が乗客に食事提供などを行う客室乗務員(CA)の実習に挑む。スーツ姿に、首にはおそろいのスカーフ。「接客は笑顔を心掛けている」。既に言葉にプロ意識がにじんでいる。
 エアライン科CA専攻。2年で約400時間をかけて航空機のシステムや専門用語を学ぶ。現在は18人が在籍する。
 接客に加えて航空予約システムを用いた実習に取り組む。手話やビジネスマナーも身に付ける。国際線や海外での活躍を目指し、卒業まで700時間近い英語関連の授業も受けている。
 指導役はCA経験者らが務めている。講師の一人は「現場で使える知識などを教えている。さまざまなことに興味を持ち、仕事を通して成長できる人物を育てたい」と話す。
 航空関連のインターンシップの機会も提供する。生徒に航空各社の空港カウンターの業務を体験してもらったりする。学習した内容を現場で発揮することで、生徒たちはさらに成長できるという。
 学校によると、就職率は100%。観光、航空業界に進む生徒が多い。
 2年の長谷川美雪さん(19)=仙台市青葉区=はCAとして航空会社の内定をもらっている。「努力家の生徒が多い。同じ志を持つ仲間と励まし合うことで夢をかなえることができた」と笑顔を見せた。(報道部・吉田千夏)

[メモ]学校は1946年開校の東北外国語学校が前身。住所は仙台市青葉区五橋2の1の13。同所の学校法人東北外語学園が運営する。トラベル科(定員40名)や英語科(定員40名)などもある。連絡先は022(267)3847。


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2018年10月16日火曜日


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