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岩手・宮城内陸地震で通行不能 名所「白糸の滝」観光再び 有志ら新ルート調査、危険箇所なし

白糸の滝周辺で行われたルート調査

 2008年の岩手・宮城内陸地震の被災集落にある宮城県栗原市花山の観光名所「白糸の滝」に再び光を当てようと、同地区の住民有志らが16日、滝につながるルートを調査した。危険箇所は確認されず、参加者からは滝を生かした地域振興を期待する声が上がった。
 地域住民でつくる一般社団法人はなやまネットワークの主催。住民や市内の観光団体の関係者ら12人が往復約7キロを巡り、足場が悪い箇所や景観ポイントなどを見て回った。
 滝に着くと、一行は深呼吸したり写真を撮ったりして爽やかな雰囲気を楽しんだ。市ジオパーク推進室の長尾隼さん(32)は「想像以上にダイナミックな眺めで見応えがあった。空気もおいしい」と話した。
 白糸の滝は一迫川の支流にある。約50メートルの高さから注ぐ荘厳な雰囲気が人気を集めた。市が管理するかつてのルートが08年の地震による土砂崩れで通行できなくなり、新しいルートを探ろうと調査した。
 調査を踏まえ、同法人は市に、新たなルートの在り方を提案する方針。同法人の伊藤広司さん(70)は「大変魅力的な資源だと改めて感じた。行政と連携して下草を刈ったり標識を設置するなどし、再び観光の拠点として復活させたい」と意気込んだ。


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2018年10月17日水曜日


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