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<なでしこL・マイナビ仙台>残留へ正念場の連戦 下位2チームと対決、守備の立て直し急務

日テレ戦で失点し、厳しい表情を見せる仙台の市瀬(左から2人目)、GK斎藤(中央)ら。残留に向けて守備の再構築が急務だ=13日、ユアスタ仙台

 サッカー女子、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディース(仙台)が2部降格の危機に直面している。全18試合のうち14試合を終えて10チーム中8位と低迷。降格圏の下位2チームと勝ち点2差以内に迫られている。残留を懸け、その2チームと21、24日に直接対決する。

 仙台は2勝3分け9敗の勝ち点9。自動降格となる10位の日体大フィールズ横浜が勝ち点2差、2部との入れ替え戦に回る9位のC大阪堺が同1差で追う。
 前節は首位の日テレに0−3で屈して4連敗。4戦とも前半20分以内に先制を許し、最後まで劣勢を跳ね返せなかった。千葉監督は「立ち上がりはいい戦いをしているが、どんどん崩れて大量失点につながっている。失点で『またか』となるメンタルもあると思う」と振り返る。
 悪い流れの中でも日テレ戦では光明もあった。前線からの積極的なプレスと球際の強さでボールを奪ってカウンターにつなげるという、素早い攻守の切り替えがある程度機能した。MF田原は「意図して守備から攻撃につなげることができた」と手応えを語る。けがで離脱していた日本代表のDF市瀬が5戦ぶりに復帰し、新人FWの宮本がリーグ戦初出場を果たすなど陣容も整ってきた。
 残留に向け、21日は日体大フィールズ横浜(神奈川県保土ケ谷公園サッカー場)、24日はC大阪堺(大阪・キンチョウスタジアム)とアウェーで対戦。台風24号の影響によるC大阪堺戦の延期で、中2日の過密日程となった。疲労を考慮し、連戦の間は仙台に戻らず現地で調整を予定するなど万全の態勢で臨む。
 C大阪堺が20日の浦和戦で敗れた場合、仙台は2連勝すれば残留が確定する。市瀬は「かなり大事な負けられない戦いになる。日テレ戦くらいの気持ちで戦えば大丈夫」と気合十分。千葉監督は「日体大フィールズ横浜に勝てば気持ちが楽になる。チーム一丸となって調整していく」と残留への正念場を見据えた。(原口靖志)


2018年10月17日水曜日


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