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サツマイモを新たな名物に 福島・楢葉で園児が収穫 地元農家、出来に手応え

サツマイモの収穫を体験した園児たち。お菓子にして食育にも活用する予定

 福島県楢葉町が東京電力福島第1原発事故後の農業復興の主力農産物として期待する、サツマイモの収穫が最盛期を迎えている。15日には認定こども園の子どもたちが収穫を体験した。

 町あおぞらこども園の約40人が地元の農業猪狩富夫さん(63)の畑を訪れ、「うわあ、大きい」と素手でサツマイモを掘り起こしては笑顔を見せた。
 猪狩さんは昨年、約20アールで栽培を始め、今年は約1ヘクタールに広げた。協力する菓子製造の白ハト食品工業(大阪府)が加工用などに買い取る。「肥料や農薬の使い方も指導してもらい、出来がいい」と猪狩さん。収穫は10月いっぱい続く。
 今年は同社グループの農業生産法人しろはとファームが休耕農地など約11ヘクタールを借りて生産に着手。町内の栽培面積は昨年の約1.5ヘクタールから大幅に拡大した。
 サツマイモは手間が比較的かからず、加工の幅が広い。町は農地確保や補助事業の活用支援などで生産を後押しする。
 しろはとファームの担当者は「楢葉は気候が温暖で土質も良く栽培に向く。来年は30ヘクタールを目指す。農家に自分もやりたいと思ってもらえればいい」と話した。


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2018年10月17日水曜日


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