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<仙台市バス>全46路線赤字 営業係数はわずかに改善

 仙台市交通局は17日、2017年度決算に基づく市バスの路線別「営業係数」をまとめた。全46路線が依然赤字だが、営業係数は16年度よりわずかに改善した。不採算の状況を知ってもらうため、11月中旬から17年度の係数をバス車内や一部停留所に掲示する。
 営業係数は100円の収入を得るために掛かる経費で、100を超えると赤字を意味し、数値が大きくなるほど採算性が良くない。
 17年度の路線別係数は表の通り。計40路線の営業係数は改善したが、八ツ森線など8路線は17年度も400を超えた。
 全路線平均は157で、16年度の164から7ポイント改善。減少傾向だった乗客数が増加に転じ、16年度を2.7%上回ったことなどが要因とみられる。
 営業収支は約37億円の赤字となった。赤字幅の最大は鶴ケ谷・南光台線の2億5500万円。最小は今年4月に廃止された泉松陵高校線の305万円だった。
 市交通局は循環観光バス「るーぷる仙台」を除く全472台のバス車内に路線別の営業係数一覧を掲示する。八ツ森線など8路線の上り停留所113カ所には、経由地が異なる系統別のより詳しい係数も掲げる。
 営業係数の掲示は経営改善の一環として、今年8月に始めた。市交通局は「身近な路線の収支状況を知ってもらい、沿線住民の利用促進につなげる」と説明している。


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2018年10月18日木曜日


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