宮城のニュース

<仙台乳児遺棄>「遺体を見るのが怖かった」母親、起訴内容認める 検察、懲役1年6月求刑

 仙台市青葉区のマンション自室に乳児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄罪に問われた母親の無職吉丸伶華被告(25)=大阪市生野区=の初公判が17日、仙台地裁であった。被告は起訴内容を認め、「遺体を見るのが怖かった」と動機を供述した。検察側は懲役1年6月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は11月5日。
 被告人質問で被告は「妊娠に気付いた後、里子に出そうと複数の施設に相談したが断られ、どうしようもないまま自室のトイレで産んだ」と説明。出産直後は子を抱いていたが次第に体が冷たくなったという。
 被告が18、19歳時に出産した乳児2人の遺体もスーツケースに入れて自室に放置したことも認め、「いつか供養したいと思っていたが、誰にも相談できなかった」と述べた。
 論告で検察側は「身勝手な動機で遺体をごみ同然に扱った」と強調。最終弁論で弁護側は被告が昨年結婚し、生後10カ月の子がいることを明らかにし、「今は真剣に子育てに励んでいる」と情状酌量を求めた。
 起訴状によると、被告は2016年12月上旬ごろ、当時住んでいた青葉区のマンション自室で、出産直後に死亡した次女とみられる乳児の遺体をごみ袋に入れて遺棄したとされる。


関連ページ: 宮城 社会

2018年10月18日木曜日


先頭に戻る