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青森の公共工事、一斉休業83%達成 現場の週休2日制普及へ評価も上々

 工事現場に週休2日制を普及させるため、青森県内の公共工事で6、7月の第4土曜日に試行された一斉休業の実施率は83.0%に達したことが、青森河川国道事務所がまとめた業者へのアンケート結果から分かった。事務所や県などによる一斉休業の取り組み自体を評価する声も多かった。
 アンケートは当時施工中だった国や県、市町村発注工事1272件の現場技術者らや県建設業協会会員企業を対象に実施。対象工事の約7割に携わった計1444人から回答があった。
 一斉休業に参加しなかった17.0%に理由を尋ねたところ「当初から休日作業を見込んで工程を計画している」が最も多く、28.4%に上った。「予期しない雨天などで工期が足らなくなった」(20.2%)、「作業員が土曜日の作業を望んでいる」(15.8%)が続いた。
 週休2日制の普及に向け発注者に求めること(複数回答)は「余裕を持った工期の設定」が39.8%、「工事費のアップ」が27.1%、「業界全体の意識改革」が17.1%だった。
 一斉休業の取り組みの評価については「良かった」が65.9%。「どちらとも言えない」が30.9%、「良くない」は3.2%にとどまった。
 県内の建設業者は4週6休が一般的。一斉休業は担い手不足といった問題を解消する働き方改革の一環として試行された。
 実施率が高かったことについて、青森河川国道事務所の安部剛副所長は「週休2日制の実施に現場の意識は高いと言える。業界団体などの理解を得ながら来年度の実施計画を検討していく」と話した。


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2018年10月18日木曜日


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