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民事再生手続き開始決定のエム・テック 岩手県発注の水門整備未完のまま・・・

 東日本大震災の復旧・復興工事を数多く手掛け、東京地裁から民事再生手続きの開始決定を受けた総合建設業エム・テック(さいたま市)が、岩手県の水門整備事業を受注していたことが17日、分かった。
 県によると、水門は自動開閉型で大船渡市茶屋前地区に整備する。契約額は約6億2600万円で、契約期間は2017年12月〜19年12月。
 エム・テックから県に工事完了の見通しについての説明はないという。県は「工事を続けられるかどうかを確かめ、工期が遅れないよう調整する」としている。
 釜石市本郷地区の県海岸堤防復旧事業も今年11月30日までの工期でエム・テックに発注していた。工事進捗(しんちょく)率は95%に達しており、影響は小さいという。
 東京商工リサーチによると、エム・テックの負債額は253億5000万円。東京都発注工事を無許可で行い、法人と社員が18年3月、東京地検に港則法違反罪で起訴されている。自治体の指名停止が相次いで資金繰りが悪化し、今月5日に民事再生手続きの開始決定を受けた。


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2018年10月18日木曜日


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