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<仙台6人死亡火災>激しい火柱に住民騒然 昨年も車両火災「まさかまた起きるとは」

6人の遺体が見つかった火災現場。警察や消防関係者が焼け跡の状況などを調べた=18日午前6時34分、仙台市太白区郡山1丁目

 住宅街の漆黒の空を大きな炎が焦がした。仙台市太白区郡山1丁目で18日未明に起きた住宅火災跡からは、職業不詳本間吉雄さん(72)一家とみられる6人の遺体が見つかった。周辺住民らは一様に激しい火の手への恐怖を語り、一家を知る人々からは悲嘆の声が漏れた。
 火災発生は午前2時すぎとみられる。寝静まっていた一帯は、消防車両のけたたましいサイレン音に包まれた。
 近くの主婦鈴木秀子さん(57)は「本間さん宅からすごい勢いで炎が上がっていた。バン、バンと何かが爆発するような音がした。自宅に燃え移らないか心配だった」と出火当時の様子を説明した。
 地区の町内会役員を務める会社員男性(59)は「延焼した隣家の住人を自宅に避難させた。自宅の消火器を本間さん宅に噴射したが、炎の勢いが強くて全然駄目だった」とうなだれた。
 女子大学生(20)は自室で勉強中に火事に気付き、現場に駆け付けた。「部屋の窓を開けていたら次第に煙臭くなってきた。2階が激しく燃えているようだった」と話した。
 本間さん宅では昨年8月にも車両火災が起きた。近所のアルバイト女性(57)は「まさかまた(火災が)起きるとは…」と困惑の表情を浮かべた。
 東北で多数が犠牲になった事例では、湯沢市で2015年5月に7人が死亡した住宅火災、17年8月に横手市で5人が亡くなったアパート火災などがある。


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2018年10月19日金曜日


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