宮城のニュース

<プロ育成学科拝見 仙台・専門学校>(7)アスレチックトレーナー/最適な練習法 見極め

提携するジムで、講師の兼平さん(左)の指導を受けて柔軟体操に取り組む生徒たち=仙台市青葉区北目町

◎仙台リゾート&スポーツ専門学校アスレティックトレーナー科

 仙台市内のスポーツジム。2人1組の生徒が柔軟体操に挑む。膝を曲げて脚を外側に開いたり、足首を持って持ち上げたり。「股関節を外側に動かして」。講師の指導を受け、体に動作を染み込ませる。
 校内の充実したトレーニング施設に加え、校外でも実習をこなす。スポーツ選手の体調管理を手助けするインストラクターの養成に向け、生徒に提携するジムや整骨院などで技術と知識を磨いてもらっている。
 学科には現在110人が在籍する。授業は3年間で約3200時間。3分の1程度を実習が占める。スポーツ医学、解剖学といった座学で人体の仕組みも学ぶ。
 講師の一人、兼平智考さん(34)は、ソフトテニス男子20歳以下日本代表のトレーナーを務める。整骨院と融合させた最新式のジムを仙台市内で経営し、実習にも活用している。
 兼平さんは「人体は教科書通りにはならない」と強調する。姿勢や動きの癖に合わせ、トレーナーは指導内容を変えなければならない。生徒は各種道具の使い方などを学びつつ、最適の練習方法を見極められるよう経験を積む。
 ジムの指導員として活躍している卒業生も多い。地方にプロスポーツが根付きつつあることもあり、今後活躍の場は広がる可能性があるという。
 青森市出身の2年今智恵さん(19)はジムを経営しつつ、スポーツチームで選手をサポートする夢を抱く。「けがを防ぎ、選手生命を守ってあげられるようになりたい」と意欲を見せた。
(報道部・坂本光)

[メモ]所在地は仙台市宮城野区榴ケ岡5の13の5。学校法人三幸学園(東京)が運営する。健康スポーツなど2年制の2学科(定員計280人)、3年制の2学科(同100人)がある。現在約430人が在籍する。連絡先は022(256)5272。


関連ページ: 宮城 社会

2018年10月19日金曜日


先頭に戻る