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<仙台6人死亡火災>幼子2人犠牲 「足速かった」「保育園楽しんだ」

 仙台市太白区郡山1丁目の本間吉雄さん(72)方で起きた火災では、幼い孫2人も犠牲になった。短い生涯を閉じた2人との別れに、友人や知人の間に深い悲しみが広がっている。
 青木孝憲君(9)が通っていた同区の東長町小は遺体の身元が判明する前の19日午前、火災で孝憲君が行方不明になっていることを全校放送で報告。放送では「不安になったらいつでも相談してほしい」とも呼び掛けた。児童らの心のケアのため市教委は同日、スクールカウンセラーを派遣した。
 3年生の孝憲君は同小のサッカーチームに所属。子どもが同じチームにいるという主婦(50)は「孝憲君は礼儀正しく元気な子で、チームメートから慕われていた。火災に巻き込まれたと思うと心が痛い」と涙を流した。2年時に同級生だった男児(8)も「頭が良く、走るのが速かった」と振り返った。
 弟の孝龍ちゃん(6)は自宅近くの保育園に通っていた。園長の女性は「健やかで元気な子だった。園の行事を楽しんでいた」と言葉少なに話した。
 本間さんの次女敦子さん(39)の知人という40代女性は「敦子さんは誰に対しても優しかった。2人のおい(孝憲君と孝龍ちゃん)にお菓子を買って帰るなど、かわいがっていた。今回の火災でも、2人を逃がそうとしたのでは」と思いやった。


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2018年10月20日土曜日


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