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防災タウンページ、多数ごみ箱に 「配り方に課題」の声

仙台市内の集合住宅で捨てられていた防災タウンページを自宅で保管する吉田さん。確実に市民の手に渡るよう求める

 仙台市が監修した2018年度版の「仙台防災タウンページ」が、市内の一部集合住宅で相次いで捨てられていたことが19日分かった。発見した市内の学校防災・地域防災アドバイザー吉田亮一さん(61)は、市民に確実に行き渡るような配布方法を考えるべきだと指摘している。
 吉田さんは防災タウンページが配布された9月の1カ月間、市内のマンションとアパート3、4カ所(計約80世帯)を回った。いずれも郵便受けが1階にあるタイプの集合住宅で、1階のごみ箱などから計約30冊を見つけた。
 電話帳のタウンページとビニール袋に同封されて届けられたが、開けた形跡がないものがほとんどだったという。郵便受けから取り出されてすぐに捨てられたとみられる。
 NTTタウンページ(東京)は17年、市と協定を締結。災害時の心構えやハザードマップを紹介する防災タウンページを電話帳の別冊として作成し、市内の全世帯・事業所に配布している。
 吉田さんは「防災情報をいくら盛り込んでも、手に取って読んでもらえなければ意味がない。市民全員の手元に渡るようにするべきだ」と話す。


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2018年10月20日土曜日


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