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スマホより里山サイコー 中学生が外遊びの魅力発信

カレー作りを楽しむ参加者

 宮城県名取市西北部の里山、高舘山の楽しさを伝え、キャンプなどもできる「いこいの広場」を訪れてもらおうというイベントが現地であった。企画したのは名取二中の2年生3人でつくるグループ「遊びマーグル」。会員制交流サイト(SNS)やオンラインゲームばかりの同世代に広場での外遊びを呼び掛ける。

 「高舘山チャレンジ」と銘打った9月のイベントには市内の小中学生約15人が参加。食紅などで水に色を付け、水鉄砲に入れてそろいの白いTシャツを打ち合うゲームに興じた。終了後はカラフルに染まったTシャツを「お土産」にした。
 ほかにも、クリを拾って焼いて食べたり、ザリガニを捕まえたりして自然に親しんだ。カレー作りも楽しんだ。
 遊びマーグル代表の須永睦さん(14)によると、小中学生の遊びの主流はスマートフォンのゲームやSNS。外遊びといってもゲームセンターに向かうくらいで、いこいの広場を訪れるのは多くが散歩目的の高齢者だという。
 「イベントを通じて自然豊かな広場の存在を広め、同世代に普段と違う刺激を感じてほしい」
 広場を遊び場にしてきた須永さんらはそう考え、まちづくり基金「なとりこどもファンド」にイベントへの助成を申請。「やれることは全てやろう」と、市内量販店にチラシを置かせてもらえるよう交渉に回ったり、地元ラジオ局に出演したりして広報に務めた。
 須永さんは「こういうイベントがあったことは参加者の心の中に残る。今後、みんなが遊びに来る広場になれば」と願う。


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2018年10月20日土曜日


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