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<地上イージス>現地調査は「机上」 防衛省説明に秋田市長が反発

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が配備候補地となっている迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の現地調査に関し、防衛省の深沢雅貴官房審議官らは19日、秋田市役所で穂積志市長に説明した。人体などへの影響を分析する電波環境調査で実物のレーダーを使わない方針が示され、穂積市長は「机上の調査であり、住民が納得するとは思えない」と反発した。
 説明によると、電波環境調査は演習場内の数カ所にレーダーを置いたと仮定し、地形などを踏まえてシミュレーション計算する形で行うという。
 穂積市長は説明を受けた後の取材に答え、「電波を発した調査を行い、欧州で運用されている施設などのデータが示されると思っていた」と不快感を示した。
 深沢審議官は報道陣に対し、「机上でないとしたら、まずレーダーを置いて調べるのか。そういうわけにはいかない」と述べた。
 防衛省が本年度末にまとめる調査結果について、市は独自に検証する方針。市の検証後に配備の可否を判断するのか問われると、深沢審議官は「市の理解を得ながら速やかに進めたい」と話すにとどめた。


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2018年10月20日土曜日


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