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手術を受けた女性「輸血ミスで死亡」遺族が医師を告訴

 山形市の山形済生病院で手術を受けた同市の50代女性が死亡したのは輸血ミスが原因だとして、女性の遺族が19日までに、山形署に業務上過失致死容疑で担当医師を告訴した。同署は受理し、関係者から事情を聴く。
 同病院によると、女性は2017年9月、手術後に容体が急変して死亡した。女性は手術中に出た血液をフィルターを通して再び体内に戻す「回収血」による輸血を受けていたが、担当医師は不純物を取り除くため定められた目の細かいフィルターを使用せず、比較的目の粗いものを使用していたという。
 病院は正しいフィルターを使わなかったことを認めて遺族に謝罪したが、「死亡との因果関係は不明」としている。今年8月、同病院が手術直後に設置した医療事故調査委員会の調査結果を遺族に伝え、9月には示談金を提示する和解書を提出していたという。
 同病院は「現在も損害賠償について遺族と弁護士が協議中のため、死因などを含め話せない」とコメントした。


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2018年10月20日土曜日


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