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奥州の「農家のお母さん」 地元産米の消費拡大に奮闘

スーパーで新米をPRする「お米シスターズ」のメンバー

 奥州市江刺の女性農家グループ「お米シスターズ」が、地元産米の消費拡大に取り組んでいる。スーパーで新米をPRしたかと思えば、高齢者向け手作り弁当の販売なども。「農家のお母さん」の視点で地域コミュニティーの維持に奮闘中だ。
 江刺稲瀬地区の50〜70代女性8人でつくるグループは、地元のブランド米「江刺金札米」の誕生88周年を記念して2010年に結成。東日本大震災では、岩手県大槌町に出向いて被災者に料理を提供してきた。
 地域の祭りへの出店や、ホテルと連携した食事会の開催と精力的なメンバーだが「コメのおいしさは地元農家が一番分かっているのに、消費者に直接伝える機会が少ない」と語る。
 10月中旬には奥州市前沢のスーパーで市場デビュー2年目となる最高級県産米「金色(こんじき)の風」の発売イベントに参加し、県南部産の新米を来店客に勧めた。
 地域活動にも力を注いでおり、15年10月に開店した予約制弁当店「ごっつぉ家」は昼、夜の2回、お年寄り世帯を中心に日替わり弁当を配食している。
 代表の佐々木祐子さん(64)は「高齢化が進んで買い物難民もいる。これからも住民で声を掛け合って地域社会を支えていきたい」と張り切っている。


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2018年10月21日日曜日


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