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<アングル宮城>震災から8度目の秋 復興途上の名取・閖上地区に歓声響く

【全力】新校舎で初めて開かれた閖上小中の運動会。全学年参加のリレー競技で運動会は最高潮。選手は笑顔を輝かせながら、校庭を駆け巡った=9月8日

 運動会と秋祭りは、地域の人たちをつなぐ大切な催し。東日本大震災から8度目の秋、宮城県名取市の閖上地区でにぎやかに開かれた。
 震災後に開校した閖上小中一貫校(児童・生徒141人)では先月、地元の人たち約100人も参加して合同運動会。徒競走や玉入れ、綱引きなどを楽しんだ。震災前は旧閖上公民館で開かれ、約7000人が参加した一大イベント。
 参加人数は及ばないものの、「運動会を通して、活気あふれる閖上を取り戻したい」と公民館長の及川政宏さん(67)が話す。一貫校9年の最上級生になった高橋七海(ななみ)さん(14)は最後の運動会。「さびしさ半分、楽しさ半分ですが、たくさんの思い出をつくりたい」と笑顔で参加していた。
 21日には再建が進む閖上湊神社で秋祭り。伊勢神宮(三重県伊勢市)から譲られた高さ6メートルの鳥居を地元の人が担ぐみこしが通り抜け、復興途上の新しい街を巡った。
(写真部・小林一成)


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2018年10月22日月曜日


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