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<NPOの杜>髪の寄付で子どもに笑顔を

 ヘアドネーションをご存じでしょうか。人毛を使用した医療用ウィッグを作製するための材料として、髪の毛を寄付するボランティアです。
 世の中には病気や不慮の事故などが原因で、髪の毛を失う方がいます。見た目にはっきりと分かる無毛は、人によっては精神的に負担が掛かり、特にそれが子どもの場合、周りの何げない言葉や視線を敏感に察知し、心を傷つけることにもなりかねません。
 しかし、医療用ウィッグは高価な上、劣化などにより同じものを使い続けることは難しいのが現状です。
 仙台のNPO法人HERO(ヒーロー)は、ウィッグを希望する子どもの元へ出向き、採寸して型を取り、完全オーダーメードのウィッグを無償提供しています。全国でも珍しいこの活動は、宮城県外からの依頼も多く、髪の毛の選別作業から出向いての採寸、型取りまでをしているスタッフは、「活動を続けるためには人毛の寄付や資金の提供など、多くの人の力が必要です」と言います。
 今も多くの子どもたちがウィッグの完成を待ちわびています。長い髪の寄付が子どもたちの笑顔につながります。
https://hairdonation.hero.or.jp/
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 古川理妙)


関連ページ: 宮城 社会 NPOの杜

2018年10月22日月曜日


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