宮城のニュース

「のりあい・つばめ」出発進行 仙台・燕沢の地区循環タクシー試験運行

試験運行の出発式でテープカットする大西会長(左から2人目)と郡市長(同3人目)=22日午前8時、仙台市宮城野区の燕沢コミュニティ・センター

 仙台市宮城野区燕沢地区で22日、乗り合い交通「のりあい・つばめ」の試験運行が始まった。起終点の燕沢コミュニティ・センターで出発式があり、郡和子市長や住民代表がテープカットし、第1便に乗車した。

◎交通空白地解消へ

 地元6町内会などでつくる交通検討会が運営主体となり、仙塩タクシー(宮城野区)に運行を委託する。
 車両は10人乗りジャンボタクシー。月、水、金曜の午前8時台〜午後5時台に計10便(5往復)を運行する。地区を8の字を描くように走る循環ルートで、停留所を15カ所に設置した。
 試験運行は11月16日まで約1カ月間。運賃や協賛金などの収入が運行経費の2割を超えることが目標で、クリアすれば3〜6カ月間の試験運行に移行できる。
 燕沢地区は丘陵地のため道が狭く、坂が多い。バス路線からも外れ、公共交通の空白地となっている。今後、運転免許証を返納する住民が増えるため、地域交通の導入を目指している。
 検討会の大西憲三会長は出発式で「地域の力を結集し、是が非でも試験運行を成功させたい」と意欲を示し、郡和子市長は「似たような課題を抱える他の地域が、燕沢に熱い視線を注いでいる」と期待を寄せた。


関連ページ: 宮城 社会

2018年10月22日月曜日


先頭に戻る