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<なでしこL・マイナビ仙台>決定機生かせず終盤失点 今季象徴する拙い試合運び

日体大フィールズ横浜−仙台 後半、ゴール前のこぼれ球をGK福田に拾われ、悔しがる仙台・安本(11)。右端は有町

 前節まで最下位の相手に多くの決定機を生かせず、終盤に失点。仙台は今季を象徴する拙い試合運びで5連敗を喫し、降格圏に追い込まれた。
 磨いてきたサイド攻撃は不発に終わった。ゴール前で待つ有町や途中出場の浜田へ次々とクロスを入れる。有町はシュート4本、浜田も3本を放ったが、ゴールネットを揺らせない。有町は「最後の最後は個人の技術。相手にはそれがあった」と差を認めた。
 悔やまれるのは前半36分のFK。直接狙った安本のシュートは不運にも右ポストをたたいた。「これが実力。決め切る力が足りなかった」と冷静に振り返る。
 残留争いを抜け出すには「一人一人がチームのためにできるか」(安本)が問われる。献身的にボール奪取に動いた樫本や田原ら中盤が機能したのは救いだ。
 闘志を失わなかったからこそ、試合後に「次は勝てよ」というサポーターの励ましもあった。中2日で最下位のC大阪堺戦が待つ。勝てば8位に再浮上して降格圏から脱する。「苦しい中でも味方になって一緒に戦ってくれている。次は勝って恩返ししたい」。有町の瞳は潤んでいた。(剣持雄治)


2018年10月22日月曜日


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