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<イヌワシ戦士 勝負の秋>西口「来季開幕1軍狙う」フェニックス・リーグで6回1失点、プロ初登板が自信に

フェニックス・リーグの広島戦で先発し、6回1失点と好投した西口=宮崎県日南市の天福球場

 東北楽天の西口直人投手が秋季教育リーグ(宮崎県、フェニックス・リーグ、8〜29日)の広島戦(19日)で先発し、6回1失点の力投を見せた。「何とかしがみついて来季は1軍入りしたい。最高の形は先発ローテーション入りです」と目標を掲げ、秋の初陣でしっかりアピールした。

 右腕から繰り出す最速148キロの直球と切れのあるチェンジアップが光った。四回に失点したものの、一、二、五回は広島打線を三者凡退に仕留めるなど大崩れしない安定感を見せた。
 フェニックス・リーグでは、カウントを稼ぐために通常のカーブよりも速く曲がりの小さい「パワーカーブ」の習得を目指す。大きな弧を描くカーブがストライクゾーンに決まらない場合、直球とチェンジアップを多用してしまう癖を修正するのも課題だという。
 ドラフト10位で2017年に甲賀健康医療専門学校から入団。2年目の今年は9月30日のオリックス戦で鮮烈なデビューを飾った。「2軍で1年間やってきたことを同じように出しただけ。結果は付いてくると分かった」。プロ初登板で先発し、七回まで得点圏に走者を背負わない投球。八回、宗に2ランを浴びて降板したが、平石監督代行らチーム首脳陣も舌を巻くほどの出来だった。
 学生時代は他の学校と交流する機会があまりなく「野球界の知り合いも少ない」。11月下旬から台湾で開催されるアジア・ウインターリーグのメンバーに選出され、「同世代の選手がどういう考えを持っているかも知るいい機会」と話し、海外遠征を通じて自分を高めようと意欲的だ。
 小山2軍投手コーチは「1軍で投げてから一皮むけた感じがする。素晴らしい能力を持っているし、これから面白くなりそうだ」と一層の成長に期待を寄せる。(伊藤卓哉)


2018年10月22日月曜日


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