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震災遺構との共存探る 石巻・旧門脇小周辺住民が「これからを語る会」

遺構と地域の在り方について理解を深めた会合

 東日本大震災の遺構として地元の旧門脇小が一部保存される石巻市門脇町の災害公営住宅で22日、遺構と共存する地域づくりを話し合う「遺構と地域のこれからを語る会」が初めて開かれ、住民ら約50人が出席した。
 かどのわき町内会と公益社団法人みらいサポート石巻の共催。元広島平和記念資料館館長の原田浩氏(79)が原爆ドームの保存を巡り反対があったことなどを紹介し、「いばらの道を歩んで保存が決まった。一つ一つのステップをクリアするには市民の力添えがないとできなかった」と振り返った。
 講演後、出席者が2人一組で互いにインタビューする意見交換会を実施。20年後の門脇地区が「大切なもの」を伝える場となるのに最も貢献したのは誰かというテーマで、「コミュニティーをつくった人」「住民と行政の橋渡しをした人」などの意見が出た。
 夫婦で語り部をする地元の主婦浜谷ゆみ子さん(67)は「話しやすい雰囲気で良かった。震災の話を聞きに来てくれる人がいるので早く遺構を整備してほしい」と話した。


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2018年10月23日火曜日


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