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<イヌワシ戦士 勝負の秋>松本、力強い打撃アピール フェニックス・リーグでプロ初アーチ、フルスイングの助言生かす

打撃の力強さが増している松本=21日、宮崎市のアイビースタジアム

 秋季教育リーグ(宮崎県、フェニックス・リーグ、8〜29日)で、東北楽天の松本京志郎内野手が持ち前の力強い打撃をアピールした。13日の広島戦、豪快なスイングで右翼席へプロ入り初の本塁打を放った。「木製バットで初めて理想の感触を得ることができた」。高卒新人の19歳は納得の表情を見せた。
 待望の一発には伏線があった。12日に室内練習場で練習していたオコエ、山田になかなか結果が出ない打撃の悩みを打ち明けた。2人から「まずはフルスイングするのが大切」とアドバイスされ、翌日の試合で生まれた。
 「軸足のためをつくる筋肉などをもっと鍛えて強くバットを振れるようになりたい」と松本。納得のいくフルスイングを身に付けるため、日々トレーニングに励んでいる。
 フェニックス・リーグでは「1試合で最低1安打」を目標にしている。21日の韓国・サムスン戦では2打席目に右前打を放ったが、悔いが残ったという。
 5−5の九回、2死一、三塁で迎えた第5打席は見逃し三振に終わった。1ボール2ストライクからの4球目を打ち損じてファウルにし、「カウントを悪くしてしまったことで、心理的に苦しくなった。ここで捉えなければいけなかった」。勝負どころの一球を確実に仕留めることが課題だ。
 2018年に育成ドラフト2位で福島・光南高から入団。「今年は数字を残せなかった。来年こそは」。打撃で結果を残し支配下登録され、1軍の舞台に立つことを思い描く。
 高須2軍打撃コーチは「自分で考えながら練習に取り組めている。あとは経験を積んでいくだけだ。焦る必要はない」と着実なステップアップを願う。
(伊藤卓哉)


2018年10月23日火曜日


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