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<大槌町旧庁舎>解体工事完了は19年3月 手続きミスで工期再延長

町議会全員協議会で旧庁舎解体工事の手続きミスを謝罪する平野町長

 アスベスト(石綿)が検出されて中断している岩手県大槌町の旧役場庁舎の解体工事について町は22日、石綿を除去した上で来年1月中旬に建物本体の解体に着手すると発表した。工事の完了は3月中旬を見込んでいる。
 旧庁舎の解体工事では、請負業者に石綿除去に必要な資格を持った人がいないことが判明した。専門業者と除去作業の契約を結ぶため、町は30日、議会に除去工事費2500万円を補正予算案として提出する。
 町は当初、8月下旬の工事完了を目指していた。だが、建設リサイクル法の手続きや石綿調査の不備が相次いで発覚し、工事を中断。飛散の危険性がある石綿が検出されたのを受け、工期を12月14日まで延長するとしていた。
 相次ぐ事務手続きのミスに平野公三町長は「深くおわびする。解体を望む人、解体に賛成しない人の双方に負担を掛けている」と陳謝した。
 旧庁舎の解体差し止めを求めて住民訴訟を起こしている住民団体「おおづちの未来と命を考える会」の高橋英悟代表は「あまりに拙速に物事を進めてきた結果ではないか。補正予算を審議する前に行政も議会も立ち止まることが重要」との談話を出した。


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2018年10月23日火曜日


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