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<仙台・路上痴漢>一部無罪を破棄 「接触の故意推認」仙台高裁判決

 通行中の20代と50代の女性2人の尻を続けざまに触ったとして、宮城県迷惑防止条例違反の罪に問われた仙台市青葉区荒巻、無職大法英敏被告(54)の控訴審判決で、仙台高裁は23日、うち20代女性への起訴内容を無罪と判断し懲役1年とした仙台地裁判決を破棄、2件の犯行事実を認め、懲役1年8月を言い渡した。被告は上告する方針。
 嶋原文雄裁判長は3月の地裁判決について「尻を触られた時の感触や犯行時の被告の動きなど、20代女性が具体的に証言した犯行態様を抽象的に要約し、証言の信用性を不当に低く評価した」と指摘した。
 弁護側は「偶然手が当たった」と2件とも無罪を主張。地裁判決も20代女性への故意の接触に「合理的な疑いが残る」としたが、嶋原裁判長は「防犯カメラ映像と20代女性の証言は整合する上、被告が持っていた傘を持ち替え、被害者側の手を空いた状態にした事実からも接触の故意は推認できる」と判断した。
 地裁判決を不服として検察、弁護側双方が控訴していた。判決によると被告は昨年6月12日、青葉区一番町3丁目のアーケード商店街で20代女性の尻を触り、直後に前を歩いていた50代女性の尻を触った。


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2018年10月24日水曜日


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