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<仙台六大学野球>総評/福祉大、投打に隙なし 学院大は来春の飛躍に期待

 仙台六大学野球秋季リーグは東北福祉大が2季連続70度目の優勝を飾った。投打で選手層に厚みがあり、他の追随を許さなかった。
 吉田が打率4割4分7厘で打線をけん引。12盗塁と俊足も光った。4番深江、下位の岩崎も勝負強さを発揮した。投げては主戦津森が防御率リーグトップの0.71。4勝の椋木、2勝の三浦ら1年生も台頭した。投手陣は先発、救援でフル回転し、積極的な継投で隙を見せなかった。
 2位学院大は左腕小野寺が無安打無得点試合を達成するなど好投を続けた。打線も打率5割の首位打者遠藤ら好打者をそろえたが、第4節で福祉大から勝ち点を得られなかったのが痛かった。三塁を守る布施は全試合出場。鈴木佳がリーグ戦初先発初勝利と1年生の活躍もあり、来春の飛躍に期待したい。
 3位仙台大は辻本、望月ら機動力のある選手と主砲鳥井を絡めた攻撃力が武器だったが、上位チームとの試合で好機を生かせず、投手も制球を乱す場面が目立って秋季3連覇を逃した。
 工大は春に防御率0.60だった主戦佐藤洸が5.73と不調。打線もつながりを欠いて4位に終わった。
 5位東北大は鈴木優が打率3割超えの奮闘で勝ち点1を獲得。最下位を脱したが、チーム防御率6.75の投手陣のレベルアップが課題だ。最下位宮教大は大友が防御率リーグ2位の1.03の好成績を挙げ、プロ志望届を提出した右腕松下も右肘のけがから復帰したが、打線が援護できない試合が多かった。
 今季は最後まで優勝やタイトル争いから目が離せない展開が続いた。来春も白熱した試合が増えることを期待する。
(大谷佳祐)


2018年10月24日水曜日


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