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八幡平に観光客呼び込め 名所巡る「魅ステリーツアー」始動 ふるさと納税協力者対象

漆で箸に絵付けするツアー参加者

 ふるさと納税で寄付してくれた人を対象に岩手県八幡平市が本年度「魅(み)ステリーツアー」を始めた。地元の名所を巡り、ふるさと納税の返礼品取扱業者を訪問。寄付をきっかけにまちのファンを増やそうという試みだ。
 寄付の実績があれば誰でも申し込める。1泊2日で年4回開催し、参加は無料。JR盛岡駅までの交通費のみ負担してもらう。
 秋のツアーには、首都圏などから15人が参加し、八幡平アスピーテラインの紅葉見学や特産の安代リンドウの収穫を満喫。返礼品を取り扱う安比塗漆器工房では、箸の絵付けを体験した。
 横浜市から参加した木村健三さん(66)、伸子さん(61)夫妻は「個人旅行では見落としがちな自然や食べ物、人に出合うことができる」と喜んだ。
 ツアー客を迎え入れる地元業者のメリットも大きく、安比塗企業組合代表理事の工藤理沙さん(39)は「新たな商品開発につながるような意見を聞かせてほしい」と話す。
 市企画財政課は「寄付を、いただいて終わりにせず、交流人口を増やす契機として活用したい。ツアー客の指摘を特産品の品質や観光サービスの向上に役立てたい」としている。


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2018年10月24日水曜日


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