福島のニュース

<JRバス関東>自動運転試験バスの専用道、福島「白棚線」の活用提案

JRバス関東の路線バスが走る「白棚線」のバス専用道

 ジェイアールバス関東(東京)が、福島県南で自動運転の実証試験誘致を目指している。福島県白河市と同県棚倉町を結ぶ「白棚(はくほう)線」のバス専用道を利用してもらう計画で、ソフトバンクグループのSBドライブ(同)などに働き掛けている。
 白棚線はJR白河駅と磐城棚倉駅(棚倉町)を結ぶ路線。かつてはほぼ全てバス専用道で、現在は営業区間25.6キロのうち7.5キロが専用道となっている。
 提案しているのは段階的に進められる実証試験。棚倉町側の廃線区間で試験を始め、路線バスが走る専用道に拡大。最終的には一般道にも乗り入れてもらう。
 廃線区間は約3キロ。支店跡もあり、実証試験の起点として活用できるという。自動運転バスを所有するSBドライブのほか、バス製造会社に呼び掛けている。
 JRバス関東は「バス運行の技術面、安全面の向上のため最新技術に関与したい。地域の活性化にもつなげたい」と説明する。
 白棚線は1916年に民営の白棚鉄道として開業。41年に国鉄に買収され、44年に鉄道営業を中止。国鉄が57年に鉄道跡を舗装・整備し、全国初のバス専用道となった。現在、JRバス関東は1日20往復を運行している。


関連ページ: 福島 経済

2018年10月24日水曜日


先頭に戻る