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消防閖上出張所解体へ 名取市は震災遺構残さず

本年度内に解体されることが決まった旧名取市消防署閖上出張所庁舎

 宮城県名取市の山田司郎市長は24日の定例会見で、東日本大震災の大津波で被災した後も取り壊されずに残っていた旧市消防署閖上出張所庁舎を本年度内に解体する方針を明らかにした。同市は震災遺構を保存しない方針を示しており、笹かまぼこ製造販売の佐々直の旧本店工場解体も決まっている。
 旧閖上出張所は鉄筋2階、延べ床面積約330平方メートル。震災当時、同出張所の消防車に乗って同市閖上地区の住民の避難誘導をしていた消防職員3人が殉職している。
 山田市長は市として震災遺構は残さない方針を改めて示した上で、「今後整備される震災メモリアル公園や河川防災ステーションで、語り部に語り継いでもらうなどいろいろな工夫をして教訓を伝えていきたい」と述べた。


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2018年10月25日木曜日


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