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<ベガルタ>シュミット神懸かり 好セーブ連発

磐田−仙台 PK戦で磐田の3人目、大井のキックをセーブする仙台のGKシュミット(佐藤将史撮影)

 仙台の守護神シュミットがチームを救った。終盤に再三の好セーブでゴールを許さず、PK戦でも奮闘。9年ぶりの準決勝進出を果たす立役者となった。
 延長でも決着がつかず、迎えたPK戦。先攻の仙台が3人連続で決め、2人連続で成功した磐田の3人目の大井のキックは中央へ。左に跳んでいたが、右足を残してボールに当てた。
 5人目、宮崎のキックは大きく枠外へ。「最後までどっしりしていれば威圧感があると思い、先に動かないことを意識した」。日本代表GKの風格勝ちだった。
 この日は当たっていた。1−1の後半43分はミドルシュートを横っ跳びで防ぐ。さらにCKを2度続けて頭で合わせられたが、長い手を伸ばしてはじき返した。「うまくさばけた。シュート3本が一気に来たので、集中が切れなかった」。納得のプレーだった。
 チームは前半、こぼれ球への反応などが悪く、控え主体で臨んだ磐田に苦戦。ハーフタイムに渡辺監督から「まず戦え」と雷を落とされた。リーグ戦は4試合勝利がなく、シュミットも自らのミスで失点もあっただけに、「何とか貢献したかった」とほっとした表情を見せた。
 準決勝は山形との東北ダービー。「たくさんの観客が入ると思うと楽しみ」。背番号1が戦う姿勢を貫き、目標の決勝進出へ勢いがついた。(佐藤夏樹)


2018年10月25日木曜日


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