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<福島知事選 課題の現場>復興と安全の両立を 大型トラック行き交う国道6号 1時間350台超、住民に危険も

大型車両が行き交う国道6号=23日、福島県富岡町(写真は一部加工しています)

 福島県の沿岸部を縦断する国道6号。終日、大型トラックがひっきりなしに行き交う。「マナーの悪いドライバーもいる。正直、怖い」。地元住民は不安を口にする。
 富岡町中心部の複合商業施設「さくらモールとみおか」前。23日午前10時から1時間数えてみると…。大型トラックは353台に上った。
 東京電力福島第1原発事故で生じた除染土などを中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)に運んだり、指定廃棄物最終処分場(富岡町)に向かったりする車両が目立つ。復興工事関連の重機や砂利の積載車もある。
 通行車両の半数近くが大型トラックだろうか。5、6台が連なり、排ガスにせき込む。交差点でスピードを緩めず危険を感じたり、遅すぎて渋滞を招いたりする場面にも出くわした。
 「国道以外の狭い道で擦れ違うときは、怖くていったん停止する」と近所の無職男性(61)。復興を担う車両の役割の大切さは分かるだけに「住民の帰還の妨げにならないよう安全対策をしっかりしてほしい」と国にも県にも対応を求める。
(郡山支局・岩崎かおり)


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2018年10月25日木曜日


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