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<ドラフト>日ハム1位 吉田輝星投手(秋田・金足農高)「直球勝負覚悟を示す」

日本ハムの帽子をかぶり、祝福される金足農高の吉田

 甲子園を沸かせた東北の高校球児がまた一人、津軽海峡を渡る。今夏の甲子園大会で4試合連続2桁奪三振の快投を演じた最速152キロ右腕の吉田は「直球で勝負したい」と覚悟を示した。
 「最速何キロ出したいか」。日本ハム時代の大谷(米エンゼルス、岩手・花巻東高出)がたたき出した日本記録の165キロ更新を宣言させたい報道陣の質問を巧みにかわすところが、頭脳派の桑田(元巨人)と比較される吉田らしい。
 「(最速は)155キロでしょうか。まずは常時150キロ。あとはボールの質を意識する」。球速表示を重視するのではなく、ホップする直球が「火の玉ストレート」の異名を取る藤川(阪神)のようだと言われる本格派としての持論を交えた。
 夏の甲子園の決勝で敗れた大阪桐蔭高の根尾、藤原は重複指名を受けた。対して吉田は「外れ1位」。悔しい思いをしたはずだが表情には出さず、「成長して直球で抑えたい」とだけ語るのもプロ向きの闘争心を感じる。
 目標の選手は東北楽天が誇る奪三振王則本だ。吉田は早くも今後の投げ合いを想定し、「全力を出せるように頑張る」。豪腕対決で錦を飾ろうと考える。

 吉田輝星(よしだ・こうせい)投手=秋田・金足農高=今夏の甲子園大会で準優勝し、金農旋風を巻き起こした本格右腕。洗練された投球術は即戦力の期待大。175センチ、84キロ。右投げ右打ち。17歳。


2018年10月26日金曜日


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