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古里帰還を後押し 福島・浪江で初の合同就職面接会

27社がブースを設けた合同就職面接会=福島県浪江町地域スポーツセンター

 福島県浪江町で24日、合同就職面接会があった。東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨春、帰還困難区域を除き解除された同町では初めて。住民の帰還を進める狙いもあり、27社のブースに2時間で54人が訪れた。
 福島広域雇用促進支援協議会の主催で、地元や双葉郡、南相馬市の製造業、建設業、医療・福祉などの企業がブースを設置。訪れた若手や中堅の求職者が雇用条件など担当者の話を真剣に聞いた。
 ある企業の担当者は「新工場を建設する。40歳前の求職者を探しているが、第1原発が近いと聞いた親が反対するケースが多い。厳しい」と話した。
 浪江町の町内居住者は現在約850人。原発事故前の約2万1000人とは大きく離れている。町の担当者は「帰還を迷っている方もいる。こうした規模での説明会は初めてで大きな一歩。継続したい」と期待を寄せた。


2018年10月26日金曜日


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