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仙台市の小学校 17年度いじめ認知件数初の減 全国的には依然高水準

 仙台市教委は26日、文部科学省が公表した2017年度の児童生徒問題行動・不登校調査の市関連分の結果を発表した。いじめ認知件数は、小学校が1万2344件で前年度比643件減。中学校は150件減の1778件だった。
 現在の方法で調査が始まった13年度以降、初めて減少した。政令市別の児童生徒1000人当たりの認知件数は新潟市に次いで2番目に多い173.5件。市教委は「水準は依然高く、引き続き丁寧に対応する」と冷静に受け止めた。
 いじめ発見の端緒は「アンケートなど学校の取り組み」が多く、小学校78.2%、中学校51.5%。「本人からの訴え」は小学校が前年度比2.2倍、中学校で同2.4倍に増えた。
 いじめの解消率は小学校が93.8%で0.1ポイント改善、中学校は84.0%で9.8ポイント悪化した。
 暴力行為は、中学校が353件で27件減った。小学校は1.7倍の379件。うち教諭をたたいたり、つかみかかったりする「対教師暴力」は3.7倍の131件に増えた。
 不登校は小学校が77人増の359人、中学校が61人増の1210人。最も多い要因は「(本人に)不安の傾向がある」で、小中とも3割強を占めた。


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2018年10月27日土曜日


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