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石油タンク延焼防げ コンビナートで防災訓練

石油タンクに放水した火災防御訓練

 宮城県石油コンビナート等防災訓練が26日、塩釜市貞山通の塩釜地区石油コンビナート等特別防災区域で行われた。宮城県沖地震や東日本大震災の教訓を踏まえ、近隣住民らも参加し、速やかな対応手順を確認した。
 県内陸部を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し塩釜市で震度6弱を観測、同区域の特定事業所内の危険物施設で事故が起き被害が拡大している−との想定で実施。国や県、塩釜市、警察、海保、消防、自衛隊など17機関と住民ら約340人が参加した。
 石油タンクの火災防御訓練には、高所放水車など消防車8台が出動。事業所やヘリコプターと連携し、火元に一斉放水した。延焼を防ぐため水で霧状のカーテンを作る水幕装置も作動した。
 車両の衝突に伴うガソリン漏れ対応訓練では、機器操作や土のう設置で漏出を最小限に抑え、けが人の救出を進めた。住民の避難・誘導訓練、海上で流出油の回収訓練なども行った。
 訓練統括本部長の山内伸介県危機管理監は「顔が見える関係で、一連の手順を確認できた」と語った。
 県内の石油コンビナートは仙台と塩釜の2カ所あり、交互に訓練を行っている。


2018年10月27日土曜日


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