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運河群の活用策探る 仙台で全国サミット

地域活性化への運河の活用策を考えたパネル討論

 東日本大震災で被災した貞山運河など宮城県内の運河群を地域振興に生かす方策を探る全国運河サミットが26日、仙台市青葉区の仙台国際センターで始まった。27日まで。
 運河沿いの県内の市町や民間団体の関係者ら約400人が参加。パネル討論では、運河がある自治体の首長や大学教授ら7人が、観光振興や地域活性化に向けた運河の活用策について意見を交わした。
 愛知県半田市の榊原純夫市長は半田運河(0.8キロ)沿いに毎年5月、市民から集めたこいのぼり200匹を飾る取り組みを紹介。宮崎県日南市の崎田恭平市長は堀川運河(1.5キロ)に大型クルーズ船の観光客を招き、小型木造帆船で周遊する事例を報告した。
 東松島市の渥美巌市長は「桜の植樹などをしているが、運河を最大限に活用しきれていない」と指摘。宮原育子宮城学院女子大教授は「運河群の全長49キロは日本一の長さ。企業や自治体、世代を超えた活用策を考えていくべきだ」と強調した。最終日は名取市や東松島市などで現地研修を行い、約100人が参加する予定。


2018年10月27日土曜日


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