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分霊1300年、厳かに 一関・室根神社の特別大祭始まる

南流神社に参拝する特別大祭の一行

 室根神社(岩手県一関市室根町)の特別大祭が26日始まった。今年は熊野本宮大社(和歌山県田辺市)から権現が室根神社に分霊されて1300年の節目に当たる。大祭最終日の28日には、国指定重要無形民俗文化財の「マツリバ行事」が繰り広げられる。
 この日は馬に乗った殿様役の子どもと警護役の一行が街を練り歩き、室根神社と関わりの深い南流神社を参拝した。大祭の主会場となるマツリバでは「馬場祓(はら)い」で祭りの安全を祈願した。
 分霊1300年を記念して一関市と田辺市の姉妹都市提携の調印式も行われた。
 東北平定を目指す朝廷によって熊野の神が約1000キロ離れた室根に分霊されたのが718年。旧暦でうるう年の翌年に開催される特別大祭では、室根山周辺や分霊が上陸した気仙沼市唐桑町の家々が代々役割を世襲してきた。
 28日未明に始まるマツリバ行事では、室根神社の本宮と新宮からそれぞれみこしが出発し、先を争いながらマツリバに組まれた仮宮を目指す。
 27日は荒馬先陣などの行列が室根町中心部を練り歩き、ご当地グルメなどの関連イベントも開かれる。


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2018年10月27日土曜日


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