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特産ユズ使って新商品 福島・楢葉の中学生開発 ケーキなど販売へ

出来上がったユズ入りのパウンドケーキにシールを貼る生徒たち

 福島県楢葉町の楢葉中(生徒33人)の生徒が模擬会社をつくって開発した商品が完成し、27日の文化祭で販売される。町特産のユズを使ったパウンドケーキやアロマキャンドルなど。東京電力福島第1原発事故で被災した古里の魅力発信に一役買う。
 起業体験授業の一環で6月、全生徒が社員の「Nalys(ナリーズ)ゆずスマイル楢葉」を設立。地域資源を調べ、起業家の助言を得てパウンドケーキやワッフル、キャンドル、ハンドソープに商品を絞った。
 生産は地元の店やゆかりのある企業に依頼した。ユズが香るアロマキャンドルは、住民の帰還が進まず暗かった町を明るく照らそうと、実際に火をともせるデザインにした。
 「社長」の3年青田康佑さん(15)は「次々と出てきた難しい課題を皆で話し合って乗り越えた。諦めない精神を学べた」と話す。
 文化祭「ゆずり葉祭」は町コミュニティセンターであり、生徒たちはハンドソープを除く3種類を販売する。11月15日には東京都内の県のアンテナ店「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」で、全校生徒が販売を体験する。


2018年10月27日土曜日


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