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<きみがらスリッパ>十和田の工芸品材料収穫 三本木農高生、生産組合に協力 伝統守る

デントコーンの実を収穫する生徒たち

 青森県十和田市の三本木農業高の生徒たちが25日、市内の畑で、伝統工芸品「きみがらスリッパ」の材料となる飼料用トウモロコシ「デントコーン」の収穫作業などを手伝った。
 デントコーンは「十和田きみがらスリッパ生産組合」が約46アールの畑で栽培。植物科学科の授業の一環で毎年、5月の種まき、7月の除草に続き、生徒たちが作業に協力している。
 同学科の1、2年生約45人が、時期を過ぎて皮が緑色から薄茶色に変わったデントコーンを手でもぎ取って集めた。数日前までに収穫が終わった場所では、散らばった茎や葉を処分しやすいように片付けた。
 1年円子(まるこ)大知さん(15)は「できたデントコーンの量が多くて形も良かった。もっと広い場所で生産できるようになればいい」と話した。
 今年は大きくて長い実が多く、染みや汚れがなければきみがらスリッパの製作に適した良い皮になるという。生産組合の宮本桂子さんは「一番の課題は後継者不足」と言い、今年も12月から講習会を実施する予定だ。


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2018年10月28日日曜日


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